朝は時間がないのに、子どもはなかなか着替えない。
「早く着替えて」
「歯みがきした?」
「もう出る時間だよ!」
気づけば朝から何度も同じことを言っていて、家を出る頃には親も子どももぐったり。
働きながら子育てをしていると、朝の時間は本当にあっという間です。
私も「もっと早くしてくれたらいいのに」と思っていましたが、子どもに急いでもらうことばかり考えるのをやめて、朝の支度そのものをラクにする仕組みを作るようにしました。
この記事では、子どもの朝の支度が遅くて困っているときに、家庭で取り入れやすかった工夫を紹介します。
子どもの朝の支度が遅いとき、まずやめたこと
最初にやめたのは、
「早くして」と何度も言うこと。
もちろん、時間がないときは言いたくなります。
でも、「早くして」と言われたからといって、子どもが何をすればいいのか分かるわけではありません。
「早くして」の中には、
- 起きる
- 着替える
- トイレに行く
- 朝ごはんを食べる
- 歯をみがく
- 靴を履く
- 荷物を持つ
など、いくつもの行動が入っています。
大人にとっては当たり前の流れでも、子どもからすると「次に何をするの?」となることがあります。
そこで、朝に頑張って急かすのではなく、迷わず動ける環境を作ることにしました。
① 朝にやることをできるだけ減らす
朝にバタバタする原因のひとつが、「朝にやることが多すぎる」こと。
そこで、できるものは前日の夜に済ませます。
例えば、
- 翌日の服を出しておく
- 園・学校の荷物をまとめておく
- バッグを玄関に置く
- 朝食に使うものを準備しておく
- 必要なものを一か所にまとめておく
など。
ポイントは、朝の自分を助けるために夜のうちに少しだけ準備しておくことです。
② 子どもの「次にやること」を見えるようにする
「早くして!」ではなく、
「次は着替えだよ」
と、やることを一つずつ伝えるようにしました。
さらに、子どもが自分で確認できるように、
「起きる」
↓
「着替える」
↓
「朝ごはん」
↓
「歯みがき」
↓
「出発」
というように、朝の流れを簡単に見える化するのもおすすめです。
特に、やることがたくさんあるときほど、「全部やって」と言われるより、今やることが一つ分かるほうが動きやすくなります。
③ 子どもの服や荷物を「取りやすい場所」にする
朝の支度では、「やる気」よりも「取り出しやすさ」が意外と大切。
例えば、
「服はこの引き出し」
「園バッグはここ」
「靴下はここ」
と、場所を固定します。
毎朝、
「靴下どこ?」
「今日の服は?」
「バッグ持ってきて!」
となると、それだけで親の声かけが増えてしまいます。
子どもが自分で取れる場所に置いておくと、少しずつ「自分でやる」につながります。
④ 「あと何分?」を子どもにも分かるようにする
大人は時計を見れば、
「あと10分しかない」
と分かります。
でも、時計を見ても時間の感覚がまだ分かりにくい子どももいます。
そこで、
「8時になったら出発だよ」
だけではなく、
「長い針がここに来たら出るよ」
など、できるだけ具体的に伝えます。
時間を見える化する方法として、時計やタイマーなどを使うのも便利です。
我が家が使っているおすすめのタイマー
「急いで!」を繰り返すより、
「タイマーが鳴ったら次」
と決めておくほうが、親子ともにラクになることがあります。
⑤ 「全部できる」を目標にしない
忙しい朝に、
「子どもに全部自分でやってもらおう」
と思うと、親のほうが疲れてしまいます。
今日は時間がないから手伝う。
今日は余裕があるから自分でやってもらう。
そんなふうに、日によって変えてもいいと思っています。
朝は毎日同じではありません。
子どもの機嫌が悪い日もあれば、起きる時間が遅くなる日もあります。
だから、
「毎朝完璧に自分で支度できるようにする」
ではなく、
「親子ともに朝のイライラを少し減らす」
くらいを目標にするのがおすすめです。
朝の支度をラクにするなら「子どもを変える」より「仕組みを変える」
子どもの朝の支度が遅いと、
「どうしたらもっと早く動いてくれるんだろう?」
と考えてしまいます。
でも、実際には子どもだけを変えようとするより、
- 前日に準備する
- やることを見える化する
- 物の場所を固定する
- 時間を分かりやすくする
- 親が手伝ってもOKにする
というように、朝の仕組みを変えるほうが取り組みやすいです。
そして何より、
「早くして!」
と何度も言ってしまったからといって、自分を責めなくても大丈夫。
仕事に行く時間が決まっていて、子どもの支度もして、自分の準備もしなければならない。
ワーママの朝が忙しいのは当然です。
だからこそ、頑張って乗り切るのではなく、少しでも「頑張らなくていい朝」を作っていく。
それだけでも、朝の負担は変わってきます。
まとめ
子どもの朝の支度が遅くて困っているなら、まずは一度に全部変えようとせず、
- 前日の夜にできることを済ませる
- 朝のやることを見える化する
- 子どもが取りやすい場所に物を置く
- 時間を分かりやすく伝える
- 親が手伝ってもOKにする
この5つから試してみてください。
「早くして!」と言う回数をゼロにする必要はありません。
昨日より1回減ったら、それだけでも十分。
忙しい朝だからこそ、親子で無理なく続けられる方法を見つけていきたいですね。

子育て一緒に頑張りましょう!

